研究課題/領域番号 |
16K19681
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
若林 健二 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (20723795)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 新生児医学 / 集中治療医学 / 呼吸病学 / 生理学 / 免疫学 / 慢性肺疾患 / 細胞外小胞 / 呼吸器病学 |
研究成果の概要 |
本研究は近年の免疫学的手法の発展に伴って大きな技術的進歩を遂げている、細胞外小胞の一種であるmicrovesicles の解析を通して新生児慢性疾患の病因を明らかにすべく計画された。本研究において好中球由来microvesiclesが実験的新生児慢性肺疾患モデルにおいて著増することが示され、新規バイオマーカーもしくは発症メカニズムの解明につながる可能性が考えられた。本研究は更に基盤研究 (C)として発展し、継続研究がなされる予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新生児慢性肺疾患は低出生体重児として出生後の新生児集中治療室治療後の最大の合併症であり、社会経済的にも影響が大きい疾患である。本研究は実験モデルを用いて、細胞外小胞の一種であるmicrovesicles (MV)、中でも好中球由来MVsが肺内に増加することを示した。本研究は好中球由来MVsが発症メカニズムにおいて重要な役割を果たしている可能性を示唆し、加えて病状を反映する新規指標になる可能性を示した。
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