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ヒストンメチル化機構の異常が大脳皮質発生に与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K19693
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

坂口 友理  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40464888)

研究協力者 高橋 孝雄  
三橋 隆行  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード神経発生 / 細胞周期 / エピジェネティクス / 小児神経 / 難病 / 先天奇形
研究成果の概要

本研究では過成長をきたす先天奇形症候群の原因について、大脳皮質を形成する神経幹細胞の細胞分裂動態および皮質構築を解析することを目標に実施した。具体的にはSotos症候群の原因でありヒストンメチル化酵素であるNSD1蛋白を神経幹細胞でのみ減少させることが可能なトランスジェニックマウスを作成し、解析を試みた。RNA干渉現象を応用したが有効に機能せず、再現性をもってNSD1蛋白を減少させうるマウスを作成することができなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、知的障害の重要な原因としてエピジェネティックな異常、すなわち遺伝子の塩基配列変化を伴わない遺伝子発現メカニズムの異常が、中枢神経異常を合併する先天奇形症候群の病態メカニズムとして注目されている。事実、塩基配列を調べても異常を検出できない症例が半数以上存在する点が次世代シーケンサーによる研究で明らかになりつつある。本研究はこれら原因不明の病態メカニズムを解明することを目標に実施した。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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