研究課題/領域番号 |
16K19702
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
滝吉 典子 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (30568895)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 手足症候群 / カテプシンC / 掌蹠角化 / パピヨン・ルフェーブル症候群 |
研究成果の概要 |
ソラフェニブは表皮の過角化を主症状とする手足症候群を引き起こす抗悪性腫瘍のひとつである。我々の研究では、ソラフェニブをHaCaT (不死化表皮角化細胞株) の培養液中に添加すると、カテプシンC(CTSC)の発現量が低下することがわかった。さらに、ソラフェニブをCTSCノックアウトマウス群と野生型マウス群に各々投与すると、CTSCノックアウトマウスの足底の表皮が、野生型マウスの群に比し著明な過角化がみられることを確認した。 我々はIL-4,IL-13刺激により表皮角化細胞におけるCTSC発現が上昇することを確認しており、手足症候群の治療に結び付くと考えている。
|