研究課題/領域番号 |
16K19705
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
細川 玲 (渡辺玲) 筑波大学, 医学医療系, 講師 (60463866)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 皮膚T細胞 / resident memory T細胞 / 皮膚免疫 / 皮膚resident memory T細胞 / 皮膚疾患 / central memory T細胞 / T細胞 |
研究成果の概要 |
研究代表者は乾癬、固定薬疹、円板状エリテマトーデスより皮膚T細胞を単離し、その表現型をflow cytometryにて検討した。その結果、乾癬においては、病変部だけでなく非病変部にもIL-17産生傾向を有するCD103陽性CD8 resident memory T細胞(TRM)が多く分布していることが分かり、この細胞群が皮疹準備段階を構築していると考えられた。また、固定薬疹、円板状エリテマトーデスにおいては、境界明瞭な皮疹であっても浸潤細胞にcentral memory T細胞が豊富であることが判明した。これはT細胞の可塑性の可能性をうかがわせる結果であり、今後経時的な変化を追いたい。
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