研究課題
若手研究(B)
ホールマウント染色を施したヒト汗腺のコイル構造(分泌部と導管で構成)の3Dイメージングから、以下のことを見いだした。1)導管は分泌部に包含されるように3次元的にコイル構造を形成していた。2)導管は3次元的に単純に管が折れ曲がっているのに対し、分泌腺は管自体も立体的に捻れた構造を取っていた。3)分泌腺の基底層に局在し、紡錘状の細胞形態を示す筋上皮細胞は、分泌腺の管の捻じれに沿って長軸方向に配向していた。4)汗腺に存在する神経線維は、導管でなく分泌腺のみに管を覆うように配向していた。以上の結果から、汗腺の発汗は筋上皮を取り巻くように配向する神経から筋上皮細胞が同調して収縮することが示唆された。
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