研究課題/領域番号 |
16K19733
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
眞鳥 繁隆 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80529470)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | カポジ肉腫 / Human herpes virus 8 / 宮古諸島 / 沖縄 / 感受性遺伝子 / HHV8 / 宮古島 / ウイルス進化 / 抗体保有率 / ウイルスゲノム / ヒトゲノム / 沖縄県 / ウイルスゲノム変異 / HHV8 / 次世代シークエンサー |
研究成果の概要 |
宮古島では古典型カポジ肉腫の発生が極めて多い事が知られてきた。本課題では、当地でのカポジ肉腫の高発症の原因を、HHV8ウイルスと宮古島出身患者のゲノム遺伝子の解析の両面より探索した。 沖縄本島より11倍ほど高い宮古島におけるHHV8感染率のみでは、宮古諸島出身者のカポジ肉腫の高発症を説明できず、宮古島のHHV8ゲノムの特異性、患者ゲノム変異による疾患感受性の存在が予想された。宮古諸島由来のHHV8ウイルスに共通する変異のうち、9つの遺伝子において、日本本土HHV8ではみられない宮古特有の変異があった。4人の宮古島出身カポジ肉腫患者のエクソーム解析では、共通した病的変異は発見できなかった。
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