研究課題/領域番号 |
16K19736
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 奥羽大学 |
研究代表者 |
大原 宏司 奥羽大学, 薬学部, 助教 (30629902)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 尋常性乾癬 / 細胞外ATP / EGFファミリー / PTGS2 / Ras-ERK経路の活性化 / PI3K-AKT経路の活性化 / IL-33 / 免疫学 / マイクロアレイ |
研究成果の概要 |
ヒト皮膚三次元モデルにおいて細胞外ATPがEGFファミリー、PTGS2等の乾癬関連遺伝子群を発現させることを明らかにした。また、EGFファミリー受容体下流のRas-ERK経路、PI3K-Akt経路の活性化を確認した。さらに、上記経路とPTGS2の発現経路の関係性について解析を行ったところPTGS2の経時的発現が認められた。本検討により、細胞外ATPが誘導するPTGS2の発現にはRas-ERK経路またはPI3K-Akt経路が関与している可能性が示唆された。細胞外ATPによりこれらの細胞内イベントが制御されているという本研究成果は、乾癬の病態形成や治療法を考える上で重要な知見であると考えられた。
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