研究課題/領域番号 |
16K19772
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中村 一太 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (90771460)
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研究協力者 |
鬼塚 俊明 九州大学, 医学研究院, 准教授 (00398059)
平野 羊嗣 九州大学, 医学研究院, 助教 (90567497)
上野 雄文 肥前精神医療センター, 臨床研究部長 (00441668)
織部 直弥 肥前精神医療センター, 脳生理・神経画像, 研究室員 (70730498)
久我 弘典 ジョン-ホプキンス大学, 医学研究院 (50639903)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 統合失調症 / 幻聴 / γ帯域活動 / 脳磁図 / 聴性定常反応 / ガンマ帯域活動 / neural oscillation / 精神医学 |
研究成果の概要 |
幻聴は統合失調症者の主症状の1つであり、社会生活機能障害と強い関連が示されている。また、幻聴を持つ統合失調症者の研究では、幻聴症状の程度と種々の聴覚刺激誘発成分とに相関を認める一方で、間欠的な幻聴をもつ統合失調症者の幻聴の開始、終了に関わる即時的な神経活動の変化について未だ明らかになっていない。 本研究では、幻聴体験による自発脳活動およびγ帯域聴性定常反応(ASSR)の即時的な変化について検討を行い、ASSRの早期成分が幻聴体験の有無によって変化する可能性を見出した。今後はさらに大サンプルでの検討を行う事で、幻聴体験の発生に関わる病態解明に繋がると考えられる。
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