研究課題
若手研究(B)
本研究では、時計遺伝子Rev-erbαを介した双極性障害発症の分子メカニズムを解明するため、セロトニン神経系に着目して研究を行った。その結果、Rev-erbαの機能異常は、縫線核から前頭前皮質に投射されるセロトニン神経系の活動低下を示すことを見出した。さらにRev-erbαは神経新生に深く関わり、これが障害されることでセロトニン放出が阻害され、情動障害を発症する可能性が示された。以上より、本研究成果は時計遺伝子Rev-erbαを介した新たな双極性障害発症メカニズムの解明に貢献するものである。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 3件)
Chronobiol Int
巻: in press 号: 4 ページ: 499-510
10.1080/07420528.2017.1415922