研究課題/領域番号 |
16K19819
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター (2017-2018) 神戸大学 (2016) |
研究代表者 |
西井 達矢 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (20749345)
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研究協力者 |
河野 淳
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ノイズ低減 / CT / 心臓CT / 放射線 / 医療画像 |
研究成果の概要 |
CT画像を対象とした新たなノイズ低減法である本手法が、実際の臨床画像への応用可能性を検証した本研究により、臨床画像においても強力なノイズ低減による画質向上およびCT検査から得られる定量的なパラメータの担保を両立可能であることを示した。また被ばく量や造影剤量の低減とともに、本手法による画質維持も可能であることを示した。しかしながら、本手法では、検査時の心拍数や不整脈という点において十分な効果が得られないという制約があるという課題も明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CT画像における新たなノイズ低減法である本手法が実際の臨床画像に対して利用可能を検証した本研究より、検査時の心拍数や不整脈という点において一部制約があるという課題が明らかになり、その一方で、臨床画像においても強力なノイズ低減による画質向上を可能にしつつ、CT検査から得られる定量的なパラメータである計測値や狭窄度も担保されることが示された。また撮影に必要となる被ばく量および使用する造影剤量を減少しても、本法による画質維持によって、これまでの画像と同様に得られることが示され、CT検査の低侵襲化に繋がる点は本研究の社会的に重要な知見である。
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