研究課題/領域番号 |
16K19831
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
三輪 建太 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (40716594)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | SPECT/CT / 骨シンチグラフィ / 定量性 / 骨転移 / SUV / Z-score / 核医学 / 定量 |
研究成果の概要 |
骨SPECTの定量化への試みが展開されているが、従来の手法は再現性と定量精度の問題が指摘されている。本研究の目的は安定的な骨SPECT定量法の開発とその臨床的有用性を明らかにすることである。定量値の安定を図るために各SPECT/CTから得られたプロジェクションデータを入力として、散乱補正、減弱補正、画像再構成、定量値算出の一連の流れを処理可能な定量ソフトウェアの開発を進めた。乳癌と前立腺癌の症例を対象とした臨床評価において、当該ソフトウェアにより同一被験者から算出したSUVとZ-score、二次元全身像から算出したbone scan index(BSI)の定量指標の関係性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨転移に対して抗腫瘍効果を発揮する治療薬や治療法の登場により、画像診断を用いて骨転移の性状を正確に把握することの重要性が増している。本研究ではプロジェクションデータを入力し解析上の変動要因を減らし、データベースを用いて患者由来の変動要因も低減し、かつ集積の程度を反映しうる新たな骨転移定量指標Z-scoreを提案した。また一連の解析をソフトウェアで自動化することにより再現性の高い結果を得ることは信頼性向上に寄与できる。
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