研究課題/領域番号 |
16K19846
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
井上 賢之 自治医科大学, 医学部, 助教 (80375279)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 放射線腸炎 / インフラマソーム / IL-1β / 放射線性腸炎 / 自然免疫 |
研究成果の概要 |
放射線照射により惹起される放射線腸炎では、炎症が病態に重要な役割を果たしているが、不明な点が多い。この病態に新規自然炎症経路であるNLRP3インフラマソームが関与しているとの仮説のもと、研究を行った。12Gyの放射線照射マウスモデルでは、野生型マウスと比較して、インフラマソーム構成分子の欠損マウスでは生存期間が延長し、体重減少や炎症・線維化マーカーの発現も抑制され、この病態の炎症がインフラマソームを介して惹起されていることが示された。また、野生型と欠損マウスのcohouse飼育における腸内細菌叢の解析により、Helicobacter属腸内細菌の病態への関与も示唆された。
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