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免疫不全豚を用いた肝癌新規実験モデルにおける血流動態/画像-病理相関の妥当性検討

研究課題

研究課題/領域番号 16K19851
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

田村 全  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50594602)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード肝細胞癌 / 血管造影下CT / 実験モデル / 動物モデル / CT / 血管造影 / DSA / CTHA / CTAP / 画像病理相関 / 放射線
研究成果の概要

重度免疫不全ブタ、Il2rg-KOブタに対してヒト肝癌細胞株を移植し、肉眼的にびまん型および多発肝内転移型を示す低分化肝細胞癌モデルの作成に成功した。このモデルでは血管造影下CTにおける画像所見がヒト肝細胞癌と一致し、実験モデルとして妥当であることが確認された。また、単結節型についてもヒト肝細胞癌と画像所見の一致する実験モデルを作成できる可能性があることが示された。今後、抗癌剤、TACE、RFAなどの局所治療、外科的切除など多様な肝細胞癌治療に対する精度の高い実験を可能とする、再現性の高い肝細胞癌モデル作製のプロトコール完成が期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

重度免疫不全ブタに対してヒト肝癌細胞株を移植することにより、実験モデルとして妥当な、肉眼的にびまん型および多発肝内転移型を示す低分化肝細胞癌モデルの作成に成功した。また、単結節型についてもヒト肝細胞癌と画像所見の一致する実験モデルを作成できる可能性があることが示された。今後、再現性の高い肝細胞癌モデル作製のプロトコール完成が期待される。このような人に近い大動物モデルの完成により、臨床研究の無駄を省き、動物および被験者の負担を軽減し、臨床応用への時間を短縮し、今後の肝癌治療の効率的な新規治療導入に応用することが可能となると考えられる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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