研究課題/領域番号 |
16K19860
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 九州大学 (2017-2020) 帝京大学 (2016) |
研究代表者 |
河窪 正照 九州大学, 医学研究院, 助教 (80608985)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | Cardiovascular imaging / Cardiac MRI / Myocardial strain / Left ventricle / Right ventricle / Ventricular remodeling / Dyssynchrony / Remodeling / Left ventricular / Right ventricular / Myocardial torsion / Three-dimensional MRI / Image interpolation / Computed Tomography / 画像 / 解析・評価 / 医療・福祉 / 放射線 / 臨床 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、MRI、CT画像を用いた3次元の心臓ストレイン解析法を開発し、修正大血管転位の診断や予後の予測に有用な画像診断法を確立することであった。我々は、目的を達成するためのコンピュータ画像解析手法の開発と、それらの手法を応用した臨床研究に取り組んだ。 その成果として、心臓の運動性を3次元的に解析する手法と、心臓の形態の複雑性を定量して心室リモデリングの診断に応用する手法とを特許出願した。また、それらの技術を応用した臨床研究はそれぞれ、European RadiologyとRadiology: Cardiothoracic Imagingに掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、2件の医用画像解析手法を特許出願した。これらの手法は、主にMRIやCTといった、3次元の立体情報が得られる医用画像を対象としたものであり、今後の応用が期待できる。また国内外において、医用画像解析分野への人工知能の応用が急速に盛んになり、CTやMRIの様々な解析値を組み合わせて診断に応用する方法が開発されている。本研究で提案した解析値は、このような解析においても活用が期待できるものであり、発展的な分野に貢献することが期待される。さらに、開発手法の有用性を明らかにした臨床研究は、いずれも世界最大規模の学会の公式誌に掲載され、我が国から世界に向けて新たな知見を発信することができた。
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