研究課題/領域番号 |
16K19863
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
桐山 智成 日本医科大学, 医学部, 講師 (80619205)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 心筋血流定量法 / 半導体SPECT / 心筋血流イメージング / 心筋血流PET / 慢性冠動脈疾患 / 心筋血流定量 / 心筋血流SPECT / 吸収・減弱補正 / 体動補正 / 呼吸同期法 / 核医学(PETを含む) / 画像解析 / 心筋血流 |
研究成果の概要 |
慢性冠動脈疾患を対象とした負荷心筋血流イメージングにおいては、特に重症例において視覚的評価のみでは捉えられない病態が存在する。従来のSPECTカメラより感度の高い心臓専用半導体ガンマカメラは単位時間・体積あたりの心筋を灌流する血流の絶対値を測定でき、この問題を解決できる可能性がある。しかし、より感度の高いPETに比較すると画質や測定精度に直結する単位時間あたりに得られる放射線カウントが少ないため、解析アルゴリズムに工夫が必要であり、測定精度向上のために適切なプロトコルと補正法の調整・開発を行い、その結果を国内外の学術大会で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦では心疾患が死因順位の2位となっており、心臓死のなかでも多くを占める虚血性心疾患・冠動脈疾患の評価において心臓核医学検査は有用性が高い検査だが、従来の視覚的評価に基づく画像診断のみでは多枝の狭窄といった重症例で過小評価が生じることが知られている。心筋血流の絶対値を測定する血流定量は問題解決の一助になり得るが、定量性の高いPETは行える施設が限定される。SPECT製剤は国内の薬剤供給が安定しており、心臓専用SPECTカメラもPETより安価なため、SPECTでの血流定量に期待が寄せられている。そこで適切な撮影プロトコルと解析アルゴリズムの策定に、この研究成果が役立つと思われる。
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