研究課題/領域番号 |
16K19882
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2017-2018) 公益財団法人先端医療振興財団 (2016) |
研究代表者 |
赤松 剛 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 計測・線量評価部, 博士研究員(任非) (00726557)
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研究協力者 |
井狩 彌彦
三木 秀哉
大西 章仁
山本 泰司
千田 道雄
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 核医学 / PET / アミロイドPET / 認知症 / アルツハイマー病 / 定量評価 / アミロイド / 定量 / ソフトウェア |
研究成果の概要 |
アミロイドPET検査は脳内のアミロイドβ蛋白の沈着を非侵襲的に画像化・定量化でき、アルツハイマー病等の認知症の研究、診療、および治療薬開発に役立つと考えられています。これまでアミロイドPETに対して定量評価(アミロイドβ蛋白の沈着程度の数値化)を行う場合には、より脳の構造を詳細に画像化できるMRIが必要でした。本研究では、MRIを必要としない、より簡便で実用性が高い定量評価手法を開発しました。さらに開発した手法を実際のアミロイドPET画像に適用し、その有用性を示しました。研究成果は学術論文として報告するとともに、国内外において特許申請を行いました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまではMRIの撮像や高価な画像処理ソフトウェアが必要であったアミロイドPETの定量評価が、MRIなしで簡便に安価で実施できるようになります。その結果、アミロイドPETの読影補助や経時的変化の評価が研究や診療において広く実施できるようになります。ひいては、アルツハイマー病等の認知症の研究、診療、治療薬開発の促進につながると期待されます。
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