研究課題/領域番号 |
16K19892
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
加藤 亮 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (80745422)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 胃癌 / ICOS / 活性化Treg / ピロリ菌 / pDC / 制御性T細胞 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
胃癌新鮮組織から抽出した免疫細胞をフローサイトメトリー(FACS)で解析すると、ICOS+ Foxp3+ CD4T細胞(ICOS+ Treg)頻度は、pStageに正の相関を示し、ICOS+ Treg高値群は予後不良であった。またICOS+ Tregは、強い免疫抑制機能を有していた。ICOS+ Tregの誘導メカニズムとして、FACSおよび多重免疫染色の結果では、胃癌に特徴的であるピロリ菌感染、樹状細胞の一種であるpDCが関連していた。 以上、ICOS+ Tregがバイオマーカーとして有用であること、ICOS+ Tregを標的とした治療として、ピロリ菌やpDCが標的となりうることが示唆された。
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