研究課題/領域番号 |
16K19904
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
高丸 智子 昭和大学, 医学部, 講師 (00404624)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 蛍光プローブ / 分子イメージング / ゲノム医療 |
研究成果の概要 |
癌を短時間で可視化する方法として、蛍光プローブの有用性が報告されている。乳腺針生検検体で、蛍光プローブの一つであるγGlu-HMRGを用いた良悪性の診断能を検証した。その結果、癌と良性の鑑別能は感度70%、特異度61%であった。浸潤癌と非浸潤癌および良性腫瘍と非浸潤癌の鑑別は困難であったが、浸潤癌と良性腫瘍との鑑別は可能であった。 また、浸潤癌ではER陰性、ki67高値、HER2タイプで蛍光強度が高かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本蛍光プローブを用いることにより、検体採取後直ちに目的とする部位(癌組織)が含まれていることを確認することができる。これはサンプリングエラーを防ぐことにつながり、不要な再生検を防ぐことができる。また、治療方針決定に有用なサブタイプやバイオマーカー等の推定も可能となり、早期に治療を開始可能となることが期待される。
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