研究課題/領域番号 |
16K19926
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
武田 昂樹 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20768965)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 抗原提示細胞 / 腸管粘膜固有層 / マクロファージ / CD14 / CD13 / phagocytosis / 腸管免疫 |
研究成果の概要 |
大腸癌症例非癌部腸管において細分化した後、May-Giemsa染色をしたところ、CD14+MφおよびCD14-Mφともに形態学的には内部に小胞を有するN/C比が比較的大きい細胞であった。Phagocytosis assayではCD14+Mφ、CD14-Mφともに末梢血単球に比較し貪食能が軽微であったが、CD14-MφはCD14+Mφに比較し貪食能は低かった。クローン病ではCD14-Mφは炎症状態の腸管では減少し、CD14+Mφは炎症状態の腸管では増加していた。上記結果よりCD14-Mφは貪食能が弱く炎症性腸疾患において減弱していることから、免疫寛容の働きを持っている可能性が示唆された。
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