研究課題/領域番号 |
16K19932
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
竹本 圭宏 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (50622213)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Dclk1 / Chk1 / 膵癌 / MEK / chk1 |
研究成果の概要 |
膵癌は予後不良な疾患であり、予後改善のために新規治療法の開発が急務である。本研究では、膵癌におけるDclk1に注目し、Dclk1をターゲットとした膵癌術後における新規治療法の開発を進める。 Dclk1阻害薬であるLRRK2-IN-1(LRRK)によって、p-Chk1の発現がLRRKによって有意に減少した。GEMとLRRKの併用はGEM単剤に比べて有意に細胞生存率を減少させた。当科で手術を行った膵癌症例でのDclk1の発現を免疫染色で評価した。OSではDclk1高値群で有意に予後不良だった。膵癌においてDclk1はMAPキナーゼ経路を介した増殖に関与し、予後不良因子となり得ると思われた。
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