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食道幹細胞を用いた食道の再生

研究課題

研究課題/領域番号 16K19933
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関徳島大学

研究代表者

西野 豪志  徳島大学, 病院, 助教 (80645193)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード食道幹細胞 / 食道再生 / iPS細胞 / 遺伝子解析
研究成果の概要

食道全層の再生を目指した本研究では,細胞ソースとしてマウス食道幹細胞,足場として脱細胞化したラット食道を用いた.マウス食道上皮から採取した細胞群からFACSでCD34陽性細胞を回収し,培養することで食道幹細胞を単離することができた.ラット食道は既報告の方法に沿って脱細胞化させることができた.脱細胞化したラット食道にマウス食道幹細胞を播種・培養し,顕微鏡下に扁平上皮様細胞層が形成されていることを確認し,皮下移植モデルを作成したが,移植した食道の虚脱に伴い紐状の線維組織に置換された.一部で重層扁平上皮細胞層も確認することができたが,食道全層を再現するまでには至らなかった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

食道疾患の手術では,胃や腸を用いて食道を再建する必要があるが,再生医療の技術により自分の細胞から食道を再生することができれば,健康な臓器を犠牲にする必要がなく,理想的である.今回,食道再生の細胞源となる食道幹細胞をマウス食道から単離し,細胞を洗い流した食道の骨格に移植することで,食道再生することができるかどうかを検証した.結果的に一部の粘膜層は再生されたが、食道の筋肉や血管までは再生できなかった.

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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