研究課題/領域番号 |
16K19963
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
早津 幸弘 東北大学, 大学病院, 助教 (50747433)
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研究協力者 |
片平 晋太郎
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 二次性大動脈食道瘻 / LDF / TEVAR / 血流 / 大動脈食道瘻 / 血流セン / LDF法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は胸部ステントグラフト挿入後に食道粘膜血流が低下することを証明し、二次性大動脈食道瘻の発症機序の一因を解明することに加え、食道血流センサプローベの臨床応用でその有用性を示し、二次性大動脈食道瘻の発生予防もしくは早期外科的介入の適応基準(早期診断および予防システムの確立)を確立することであった。食道血流センサプローベの開発および胸部ステントグラフト挿入後急性期の明らかな食道粘膜血流の低下を証明し仮説の一部を実証することができた。今後、デバイスの耐久性および安全性を確認すれば、臨床応用が可能であり、研究の目的を達成することができうると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後増加するであると考えられる、胸部ステントグラフト治療後に発生する致死的合併症の二次性大動脈食道瘻の病因の一部を実験的に証明し得た。本実験に使用した新規デバイスを臨床応用することで、二次性大動脈食道瘻の早期発見・予防法の確立へ向け前進することができた。
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