研究課題/領域番号 |
16K19976
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
片岡 瑛子 滋賀医科大学, 医学部, 医員 (00746919)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 肺がん / がん間質線維芽細胞 / Galectin-3 / 癌 |
研究成果の概要 |
糖鎖認識結合蛋白であるGalectin-3(Gal3)は、肺がん細胞で高発現し悪性度に関与しているが、がん間質線維芽細胞(CAF)における役割はよくわかっていない。腫瘍微小環境におけるGal3が肺がん細胞株とCAFに及ぼす影響や、肺腺がん組織におけるGal3の発現と病理学的因子および予後との関連性を解析し評価した。CAFより分泌されるGal3は肺がん細胞表面上のEGF受容体の発現の上昇を介して浸潤能の増強に関わっている可能性が示された。肺腺がん組織のCAFにおけるGal3の発現は脈管浸潤および予後不良と関連性がみられた。CAFより分泌されるGal3は、間接的ながんの悪性度への関与が示唆された。
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