研究課題/領域番号 |
16K19996
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
Pyko Ilya 金沢大学, がん進展制御研究所, 博士研究員 (00731853)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | glioblastoma / temozolomide / mesenchymal stem cells / GSK3β / GSK 3β |
研究成果の概要 |
本研究は、膠芽腫(GBM)に対する間葉系幹細胞(MSCs)の作用を、GBM幹細胞(SCs)に対する効果およびテモゾロミド(TMZ)とGSK3β阻害剤との併用効果に着目して検討した。MSCsとGBM-SCsを共培養すると、GBM幹細胞形質が抑制された。GSK3β阻害剤は脂肪組織由来MSCsの患者由来GBM-SCsに対する治療的な細胞間相互作用を高めた。また、TMZとMSCの併用によるGBM治療効果を増強し、GBMマウスモデルの生存期間を延長した。以上の結果より、MSCsとGSK3β阻害剤の併用は有用なGBM治療法と考えられた。
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