研究課題
若手研究(B)
脳腫瘍の分子診断は重要であるが、その診断時期は治療方針や経過に大きく影響する。術中診断がされることで早くから適切な後療法が可能となるため、その技術確立を目指した。i-Densy は Q プローブを対象 DNA に水素結合させ、加熱により denature させ発光させるシステムで、変異により denature 温度が変化することを利用して、腫瘍を遺伝子診断する。所要時間は約90分と短く、プローブ開発により、各腫瘍の遺伝子診断が可能になる。本研究では、gliom において重要な IDH1 R130 および H3F3A のプローブを確立させ、IDH2 R172 について候補を絞り込んだ。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Bioorg Med Chem Lett.
巻: 27 号: 9 ページ: 1892-1896
10.1016/j.bmcl.2017.03.045
120006331834