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MRAを用いた数値流体力学解析による未破裂脳動脈瘤の無侵襲予後予測法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 16K20024
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関岩手医科大学

研究代表者

森 太志  岩手医科大学, 医歯薬総合研究所, ポスト・ドクター (20633556)

研究協力者 佐々木 真理  
小笠原 邦昭  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード数値流体力学解析 / 未破裂脳動脈瘤 / 磁気共鳴血管画像 / 壁せん断応力 / 磁気共鳴血管造影画像 / CT血管造影画像 / 磁気共鳴血管造影 / 神経画像診断学
研究成果の概要

本研究では、3テスラMRAを用いたCFD解析による未破裂脳動脈瘤の無侵襲予後予測法を確立するために、ゴールドスタンダードであるCTAによるCFD解析との精度検証を行い、破裂指標である壁せん断応力(WSS)とWSSの空間勾配(WSSG)が3テスラMRAによるCFD解析による脳動脈瘤破裂予測に利用可能であることを明らかにした。今後、脳ドックにおける診断と組み合わせることで、未破裂脳動脈瘤の経時変化を高精度かつ無侵襲に診断する革新的基板の確立に大きく寄与することが期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳動脈瘤による破裂リスク予測のCFD解析には、元画像にCTAを用いることがゴールドスタンダードであったが、本研究によってMRAによるCFD解析がCTAによる結果と同等の結果が得られたことから、脳動脈瘤に対する無侵襲なMRAによる解析が可能であることを示すことができた。
脳動脈瘤は、破裂するとくも膜下出血を引き起こす非常に重篤な疾患であり、その多くが破裂することによって初めて分かることが多かった。昨今、日常検診や脳ドックなどで破裂する前に発見されることが多くなり、日常的に撮像されるMRA画像からCFD解析がすることができれば、無侵襲な破裂リスク予測が可能になり、社会的意義は非常に大きいと考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 3T MRAを用いた未破裂脳動脈瘤における数値流体力学指標の精度 -CTAとの比較-2019

    • 著者名/発表者名
      森太志、佐々木真理、藤本健太郎、幸治孝裕、久保慶高、小笠原邦昭
    • 学会等名
      第46回日本磁気共鳴医学会大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2024-12-25  

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