研究課題/領域番号 |
16K20038
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 (2018) 東京医科歯科大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
田中 陽子 公益財団法人がん研究会, がん研究所 細胞老化プロジェクト, 研究員 (40647434)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | rheumatoid arthritis / synovium / microRNA / A-to-I RNA editing / NGS / 関節リウマチ / 滑膜細胞 / 滑膜 / 次世代シークエンシング / 細胞・組織 / 発現制御 / 核酸 |
研究成果の概要 |
本研究は、関節リウマチ(RA)の病態においてmicroRNAがどのような機能を果たしているかを明らかにすることが目的である。RAにおいて免疫細胞や滑膜細胞に発現するmiRNAは調べられてきたが、詳細な機能は十分に明らかにされていなかった。我々はRA病態の本体である滑膜細胞に発現するmiRNAに注目して研究を行った。次世代シーケンシングという方法を用いて滑膜において発現が低下しているmiRNAを検出し、患者由来滑膜細胞や動物モデルを用いてその機能を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
次世代シーケンシングをという方法を用いることによって、網羅的にmiRNA発現を調べることができ、塩基変換や付加についても同時に調べることができた。関節リウマチ滑膜において発現が下がっているmiRNAのうち、miR-381は塩基変換を受けており、総量の20%ほどのmiRNAにA-to-I RNA editingが誘導されていることが明らかとなった。これらのmiRNAの機能を解析することにより、RA滑膜細胞におけるmiRNAの機能を明らかにすることに貢献した。
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