研究課題/領域番号 |
16K20053
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
鉄永 智紀 岡山大学, 大学病院, 助教 (90571224)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 股関節痛 / 慢性痛 / 神経障害性疼痛 / 変形性股関節症 / 股関節唇損傷 / 疼痛 / 心因性疼痛 / 侵害受容性疼痛 / MRI / 股関節唇 / 臨床 / 痛み |
研究成果の概要 |
変形性股関節症の病期別による神経障害性疼痛の割合を明らかにした。関節症性変化を認める症例はほとんどが侵害受容性疼痛であったが、画像上の関節症性変化を認めない症例では神経障害性疼痛の素因を認める症例があった。画像上関節症性変化を認めない症例では、関節唇損傷を認めているあるいは股関節を動かすことで股関節周囲筋の付着部炎のような症状であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまで侵害受容性疼痛であると考えられてきた股関節痛における神経障害性疼痛の病態、メカニズムを明らかにすることを目的とした。これまで疼痛の診断にはpainDETECTなどによる主観的な方法以外に有用な方法がなく、その信頼性にも限界があった。そのために、股関節痛を有する患者に対しfMRIを施行し痛みを可視化することを試みたが、fMRIでの一定の傾向を確認する事は困難であった。しかしながら、組織学的検討で単純X線で異常を認めない患者でも股関節唇の損傷を多く認め、そのような患者では神経障害性疼痛の性質を持っていることがわかり、このような患者に対する治療法を考えるにあたり選択肢が増えた。
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