研究課題/領域番号 |
16K20084
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
佐々木 美佳 新潟大学, 医歯学総合病院, 技術補佐員 (20774061)
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研究協力者 |
紙谷 義孝 新潟大学, 医歯学系, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | オピオイド誘発性痒み / セロトニン受容体 / オンダンセトロン / ガストリン放出ペプチド / MAPキナーゼ / セロトニン / GRP / 高用量モルヒネ / 髄腔内投与 / MAP kinase / 薬理学 |
研究成果の概要 |
モルヒネ30nmol髄腔内投与によりマウスの痒み行動は増加し,脊髄後角では痛みや痒みと関連するMAPキナーゼのERK,p38のリン酸化が亢進することが確認できた.同時に脊髄後角Ⅰ・Ⅱ層およびDRGではヒスタミン非依存性痒み物質であるガストリン放出ペプチドの増加が免疫組織学により確認された.一方,セロトニン受容体の一つ5-HT3受容体拮抗薬オンダンセトロンの前投与及びセロトニン合成酵素阻害剤p-chrolophenylalanineの前投与により,モルヒネ髄腔内投与によるマウスの痒み行動は有意に抑制された.この結果,モルヒネによる痒みにセロトニン,特に5-HT3受容体の関与が示唆された.
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