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アルブミンによるヒト血管ストレス制御機構の解明と麻酔薬作用

研究課題

研究課題/領域番号 16K20118
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 麻酔科学
研究機関愛知医科大学

研究代表者

赤堀 貴彦  愛知医科大学, 医学部, 助教 (30724645)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2016年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード細胞骨格 / 活性酸素 / ヒト血管 / 麻酔学 / 薬理学 / タンパク質
研究実績の概要

本研究では、培養ヒト冠動脈あるいは摘出ヒト大網動脈で、F-アクチン構成、血管収縮反応とストレス反応の3者の連関を明らかにし、その連関にアルブミンおよび麻酔薬がそれらに及ぼす修飾作用を検討、さらに、それが正常および病態血管間で異なるか、また、患者病態の質やその重症度に影響を受けるかを評価することを目的としている。
静止張力1.2gを付加した大網動脈管状標本で、トロンボキサン受容体活性薬U46619 (10-10-10-6 M)の収縮反応、ATP感受性カリウムチャネル開口薬レブクロマカリム (10-8-10-5 M)、一酸化窒素ドナーNOC-7(10-9-10-6 M)の拡張反応を観察し、高濃度D-ブドウ糖 (20 mM)1時間暴露により、レブクロマカリムによる拡張反応のみ抑制することを改めて明らかにした。また)、NADPHオキシダーゼ阻害薬gp91-ds-tat (10-6 M)により、D-ブドウ糖で抑制されたレブクロマカリムによる拡張反応が改善することを確かめた。さらに、細胞骨格阻害薬サイトカラシンB (3×10-6 M)も同様に拡張反応改善することを明らかにした。
ついで、サイトカラシンB (3×10-6 M)および活性酸素阻害薬Tiron (10 mM)が同様にD-ブドウ糖 (20 mM)1時間暴露でヒト大網動脈内に増大した活性酸素レベルを低下させることを突き止めた。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2018-01-16  

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