研究課題
若手研究(B)
精巣生検組織を用いアクチンキャッピングプロテイン(CP)α3およびβ3の生殖細胞の精子形成各段階におけるダイナミックな局在変化を免疫組織学的染色にて確認した。また、共免疫沈降によりCPα3およびβ3のタンパク相互関係を示した。男性不妊症との関連を解析するため、正常ボランティアと男性不妊症患者から得られた精液検体を用い、CPα3およびCPβ3の発現解析を行った。異常染色精子の割合は有意に不妊群において高く、さらに正常形態精子に限り解析を行うと、同様に不妊群において異常染色精子の割合が高かった。精子の受精能や受精後の妊孕能に関わる機能が推測された。ノックアウトマウスの作成計画は現在も進行中である。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
Hum Reprod.
巻: 32 ページ: 514-522
10.1093/humrep/dew353