研究課題/領域番号 |
16K20135
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹澤 健太郎 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (90648015)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 5-HT3受容体 / 過活動膀胱 / 膀胱機能障害 |
研究成果の概要 |
本研究はセロトニン受容体の1つである5-HT3受容体の、膀胱機能における役割を明らかにすることを目的とした。発現解析により5-HT3受容体が排尿反射経路に豊富に存在することが分かった。この過程で膀胱筋層内に5-HT3受容体陽性細胞が散在することを発見したが、この細胞は副交感神経節後神経節の神経細胞と考えられた。これらの結果から5-HT3受容体は膀胱機能に何らかの役割を有していると考えられた。次に機能解析を行った。マウスに5-HT3受容体作動薬を投与すると頻尿状態となり、ヒトの過活動膀胱と類似した変化が認められることが分かった。5-HT3受容体は過活動膀胱の病態に関与している可能性が示唆される。
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