研究課題/領域番号 |
16K20140
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木内 利郎 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (30747069)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 腎癌 / 血液 / CXCL7 / 診断 / バイオマーカー / 遺伝子 / 末梢血液細胞 / PAXgene / マーカー / RNA / 腎細胞癌 |
研究成果の概要 |
腎癌患者、健常者それぞれ12例の末梢血からPAXgeneを用いてRNAを抽出し、マイクロアレイを用いた遺伝子発現解析を行った。腎癌患者において有意に発現上昇していた遺伝子であるCXCL7に注目し、別のコホート180例を用いて検証し、腎癌患者において有意に発現上昇していることを確認し、ROC曲線解析にてAUC=0.722と診断で有用であった。またCXCL7は腎癌の進行に伴い上昇し、pT1aの小径腎癌患者においても上昇していた。術後の検体では検証しえた全例で発現低下を認めた。多変量解析を行ったところ、末梢血液細胞におけるCXCL7の発現は独立した腎癌の診断の予測因子であった。
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