研究課題/領域番号 |
16K20162
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
宮崎 保匡 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (80445329)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 血管新生 / 抗体療法 / 上皮間葉転換 / バソヒビン / 免疫療法 / 癌化 / 微小環境 / 免疫染色 / 前立腺癌 / 血管新生阻害剤 / 癌微小環境 / 血管内皮細胞 / 癌細胞 / 癌 / 細胞・組織 / シグナル伝達 / トランスレーショナルリサーチ / 発現制御 |
研究成果の概要 |
前立腺全摘術を施行したヒト前立腺癌206例を対象としてVASH2の発現を免疫組織学的に検討した。 ①VASH2発現は腫瘍組織の間質の血管内皮細胞と癌細胞に発現していた。②VASH2陽性癌細胞は、High Gleason scoreとHigh pT Stageの症例において有意に高い傾向を認めた(p<0.05)。③PSA非再発生存解析では、単変量解析にてVASH2陽性癌細胞高発現群(p=0.001)、VASH2陽性血管高発現群(p<0.001)ともに有意に予後不良であった。多変量解析では術前PSA値高値、pT3以上とともにVASH2陽性癌細胞高発現が有意に予後不良であった(p=0.006)。
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