研究課題/領域番号 |
16K20198
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
淵 直樹 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 研究協力員 (20727359)
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研究協力者 |
三浦 清徳
増崎 英明
佐々木 大介
長谷川 寛雄
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | HTLV-1 / キャリア / 妊娠 / プロウイルス量 / 制御性T細胞 / sIL-2R / sIL-2受容体 / 母子感染 / 妊婦 / 産婦人科 / 産科学 / 母子感染症 |
研究成果の概要 |
妊娠がHTLV-1キャリアにどのような影響を与えるかについて明らかにするため、キャリア妊婦における妊娠、分娩に伴う経時的なHTLV-1プロウイルス量(PVL)の推移について検討した。キャリア妊婦36名において、妊娠中はPVLが横ばいで推移したが、産褥期におけるPVLは妊娠中のそれと比較して有意に上昇していた。さらに、キャリア妊婦および非感染妊婦における制御性T細胞数および可溶性IL-2受容体の推移を比較することで、産褥期におけるHTLV-1 PVLの上昇はHTLV-1感染細胞の増加によることが示唆された。これらの研究結果はHTLV-1母子感染予防プログラムの確立に有用である。
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