研究課題/領域番号 |
16K20212
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
平池 春子 帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (30771258)
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研究協力者 |
神田 蘭花 帝京大学, 産婦人科学講座, 助手
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 子宮 / 糖代謝 / オートファジー / インクレチン / GLP-1受容体 / 妊娠関連性乳癌 / 子宮体癌 / 六君子湯 / SIRT1 / SIRT6 / 妊娠関連乳癌 / 病理学 |
研究成果の概要 |
本研究は、進捗状況から当初予定を変更し、ヒトグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)アナログ・リラグルチドを用いて、子宮体癌細胞株に対する生理的影響と、GLP-1受容体の子宮体癌における病態的意義を検討した。リラグルチドはヒト子宮体癌培養細胞株Ishikawaの細胞増殖を抑制したが、オートファジーを誘導しかつ細胞死をもたらすことが明らかとなった。子宮体癌病理組織においてGLP-1受容体が高いと無増悪進展期間が延長するため、子宮体癌におけるGLP-1受容体の病的意義とリラグルチドが糖尿病またはインスリン抵抗性があるような子宮体癌症例に対するアジュバント療法としての臨床応用への基盤を構築した。
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