研究課題/領域番号 |
16K20244
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
奥村 朋子 大阪大学, 医学系研究科, 特任研究員 (90734070)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メニエール病 / 耳石機能検査 / VEMP / 偏中心回転検査 / 内耳造影MRI / 前庭誘発筋電図検査 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
末梢前庭性めまいの難治性代表疾患であるメニエール病はめまい発作を繰り返す疾患であるが、発作間欠期にもふらつきを訴えることが多い。このふらつきは耳石機能障害によると示唆されているが、その治療法は存在しない。現行の耳石機能検査では機能障害の有無を判定するのみで障害の程度が定量化きず治療効果が評価できないためであると考えられる。 当研究は耳石機能を定量化できる簡便な新しい耳石機能検査を確立し、メニエール病患者の耳石機能を評価し、最終的には患者の機能障害の程度に応じたオーダーメイドのリハビリ治療を開発することを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
耳石器を生理的に刺激できる『偏中心回転装置』により従来は不可能とされた耳石動眼反射の定量化が可能となり、さらに研究を進めることでメニエール病患者だけでなく、ふらつきで苦しむ多くの患者に対する世界初のオーダーメイドリハビリ治療および治療効果判定が可能となれば、患者のQOL向上、生産性の向上に貢献でき、大いなる経済効果が望めると考えられる。
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