研究課題/領域番号 |
16K20263
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
地村 友宏 鹿児島大学, 附属病院, 医員 (10709596)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | IgA腎症 / ホスホリルコリン(PC) / PC特異的IgM / CRP / PC(ホスホリルコリン) / PC特異的免疫応答 / Th17 / Treg / B1cell / ホスホリルコリン / 免疫応答のbalance / 口蓋扁桃摘出術 / regulatory T 細胞 |
研究成果の概要 |
IgA 腎症におけるホスホリルコリン(PC)特異的免疫応答の関与を検討するため、扁桃リンパ球を分離し、PC 特異的免疫グロブリン産生細胞数を測定した。また、血清中のPC 特異的免疫グロブリン濃度を定量し、臨床検査所見と比較した。その結果、IgA 腎症では扁桃におけるPC 特異的IgA 産生細胞数が増加し、透析導入リスクが高い群で有意に多かった。一方、血清中のPC 特異的IgM 濃度は透析導入リスクが低い群で有意に高値を示した。以上の結果から、扁桃および末梢血中のPC 特異的免疫応答が、IgA 腎症の病態や重症化に関与していることが示唆された。
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