研究課題/領域番号 |
16K20270
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
勝見 さち代 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (60625565)
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連携研究者 |
江崎 伸一 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科・耳鼻咽喉・頭頸部外科, 助教 (20620983)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 顔面神経麻痺 / 嗅神経鞘細胞 / ハイドロゲル / 嗅神経幹細胞 / 嗅粘膜由来幹細胞 / 移植・再生医療 |
研究成果の概要 |
鼻粘膜には嗅神経幹細胞 (OSCs) と呼ばれる神経幹細胞様の細胞が存在し、OSCsは軸索の伸長に寄与する。本研究ではハイドロゲルであるMedgelをOSC留置の際に使用した。OSCは新生児マウスの嗅裂から分離された。OSCは神経幹細胞マーカーを発現し、神経幹細胞様の細胞と考えられた。また、分化すると様々な神経細胞マーカーを発現した。また、OSCは培養上清中に神経の回復を促進するサイトカインを複数分泌していた。顔面神経を本幹で圧挫し、Medgelを加えたところ、顔面神経麻痺の再生が促進された。この効果は電気生理学、組織学的にも認められた。
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