研究課題/領域番号 |
16K20287
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 公益財団法人田附興風会 |
研究代表者 |
金井 理絵 公益財団法人田附興風会, 医学研究所 神経・感覚運動器研究部, 主任研究員 (30574008)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | tympanic membrane / tissue stem cell / identification / cellular dynamics / 鼓膜穿孔閉鎖過程 / 固有層 / 上皮層 / 膠原繊維 / Ki67陽性細胞 / 鼓膜 / 穿孔閉鎖過程 / 中間層 / Ki 67陽性細胞 / 鼓膜穿孔 / 閉鎖過程 / 前駆細胞 / 免疫染色 / 組織幹細胞 / マウス鼓膜 / EdU / ビメンチン / サイトケラチン / 鼓膜穿孔モデル / 3層構造 / 鼓膜輪 / ツチ骨柄および臍部 |
研究成果の概要 |
C57/BL6マウスに鼓膜穿孔を作成し、経時的に(Day0,1,5,10,15,20)にsacrificeし、中耳組織を免疫組織学的にて評価した。 鼓膜穿孔閉鎖過程の初期では残存鼓膜の上皮層の辺縁(鼓膜輪側)に前駆細胞を示唆するKi67陽性細胞が出現し、上皮層全体が増殖していた。閉鎖の中期には固有層の先端(穿孔縁側)にki67陽性細胞が出現し、特に穿孔縁側が増殖していた。組織幹細胞の同定には至らなかったが、このように上皮層と固有層では閉鎖過程の細胞動態が異なることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鼓膜の組織幹細胞の同定にはいたらなかったが、穿孔が閉鎖する過程における上皮層と固有層の細胞動態、ならびに両者の差異が明らかになった。このことは鼓膜穿孔が残存するメカニズムの解明や、鼓膜穿孔閉鎖治療の開発において有用な情報になりうると考えられる。
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