研究課題/領域番号 |
16K20316
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩井 祥子 京都大学, 医学研究科, 特定研究員 (00768905)
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連携研究者 |
池田 華子 京都大学, 医学部附属病院 臨床研究総合センター, 准教授 (20372162)
長谷川 智子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (90802760)
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研究協力者 |
吉村 長久
飯田 悠人
川口 恵理
末次 仁美
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 分岐鎖アミノ酸 / BCAA / 網膜色素変性 / 緑内障 / 網膜保護 / 加齢黄斑変性 / 眼細胞生物学 |
研究成果の概要 |
分岐鎖アミノ酸がストレス下の培養細胞に対し、細胞死抑制効果を持つこと、細胞内ATP濃度低下の抑制効果を持つこと、が明らかになった。また、分岐鎖アミノ酸を網膜色素変性モデル動物や緑内障モデル動物に投与することによって、視細胞変性や網膜神経節細胞死が抑制されることが明らかになった。網膜色素変性モデル動物では、分岐鎖アミノ酸投与によって、網膜の機能低下が抑制されることが明らかになった。分岐鎖アミノ酸は、小胞体ストレスの抑制や細胞内ATP濃度低下の抑制、mTORシグナルタンパクの活性化を介して、細胞死抑制効果を示していた。分岐鎖アミノ酸は、眼難治疾患の新たな治療法になる可能性がある。
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