研究課題/領域番号 |
16K20334
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
岩本 怜 順天堂大学, 医学部, 助教 (10568207)
|
研究協力者 |
横溝 岳彦
松田 彰
奥野 利明
古賀 友紹
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 角膜創傷治癒 / ロイコトリエンB4受容体 / BLT2 / ロイコトリエンB4第二受容体 / 脂質メディエーター / ロイコトリエンB4 / NSAIDs |
研究成果の概要 |
日常生活でよく使われる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)点眼で、角膜の創傷治癒が遅延するという報告がされているが、メカニズムはわかっていなかった。我々はロイコトリエンB4第二受容体(BLT2)とそのリガンドである12HHTがそのメカニズムに関与すると仮説を立て研究を行った。その結果、12HHT/BLT2経路が角膜における創傷治癒の促進に関与することが判明した。この研究は、新規の角膜治療薬として12HHT点眼の可能性を示唆する研究である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日常生活でよく使われる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)点眼の副作用のメカニズムの一端を解明した。今後NSAIDs点眼の使用には注意を喚起すると共に、使用に注意を要する症例などがあるため、その情報を発信してゆく。また、新規の角膜治療薬の発見に結びつく研究であり、今後のさらなる研究が必要である。
|