研究課題/領域番号 |
16K20379
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
島居 傑 千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (20598239)
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研究協力者 |
中田 孝明 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師
幡野 雅彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授
藤村 理沙 千葉大学, バイオメディカル研究センター, 助教
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 動物実験 / 血管透過性亢進 / in vivo imaging / 敗血症 |
研究成果の概要 |
血管透過性亢進は重症患者の予後を悪化させるため、動物実験などによる制御方法の探索が必要である。本研究は、従来動物を犠死させる必要があった血管透過性評価の非侵襲的方法の開発と、その亢進の制御方法の探索を目的とした。評価方法の開発では、蛍光イメージング測定システムで非侵襲的に評価したマウスの足底蛍光度が、従来の肺血管透過性評価結果と同じ傾向を示し肺の蛍光度とも強く相関するため、非侵襲的肺血管透過性評価に有用であることを明らかにした。制御方法の探索では、エリスロポエチンが敗血症マウスの血管透過性亢進を制御しうる可能性を見出した。今後、さらなる薬剤や適切な使用方法の探索につき、検討を重ねていく。
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