研究課題/領域番号 |
16K20390
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
梅村 穣 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20743561)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 熱中症 / 骨髄移植 / 急性炎症反応症候群 / 幹細胞移植 / 骨髄由来単核球細胞 / 多臓器障害 / 血管内皮障害 / 集中治療医学 |
研究成果の概要 |
骨髄由来単核球細胞 (BMMNCs)移植は抗炎症作用、組織修復作用を介して侵襲制御に関与するとされる。我々はラット熱中症モデルを用いてBMMNCs移植による侵襲制御の可能性を検証した。12週齢ラットの熱中症モデルを使用に対して、侵襲暴露直後に、健常ラットより採取しBMMNCsを静注投与した。BMMNCs移植群は7日間生存率が有意に高く、また血清IL-6、ヒストンH3などの炎症性サイトカイン濃度は有意に低かった。またコントロール群では侵襲暴露後の肺組織に間質浮腫や炎症細胞浸潤などの著明な炎症所見を認めたが、BMMNCs移植群ではこれらの所見が抑制されていた。
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