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頭部外傷後脳神経細胞アポトーシスにおける小胞体カルシウムイオンチャネルの関与

研究課題

研究課題/領域番号 16K20393
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 救急医学
研究機関山口大学

研究代表者

戸谷 昌樹  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (00585721)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード頭部外傷 / アポトーシス / ネクローシス / 小胞体 / カルシウムイオンチャネル / カルシウムチャネルイオン / カルシウムチャネル / 脳・神経 / シグナル伝達
研究成果の概要

ラットを用いた側頭部外傷モデルにおいてアポトーシスがどのように起こっているのか時系列的に調べた。また、小胞体のカルシウムイオンチャネル阻害薬によりアポトーシスが抑制されるかを調べた。アポトーシス細胞は脳梁を中心に3日目に最も多く観察され、その後細胞崩壊と共に減少した。アポトーシスの抑制は、薬剤の種類や濃度によっても異なっていたが、ダントロレンによるアポトーシス抑制効果が最も高かった。薬剤の混合投与による相乗効果は認めなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

一度損傷された脳神経細胞は再生しないため、頭部外傷においては二次損傷を防ぐことが治療戦略として重要になる。今回の頭部外傷モデルでは神経細胞切断が脳梁と皮質の間で起こっておりびまん性軸索損傷を観察したと考えられる。この研究では、脳梁部を中心としたアポトーシスとネクローシスの時系列な変化を観察することが出来た。さらに、小胞体のカルシウムイオンチャネル阻害薬を用いることでアポトーシスを薬剤的に抑制する可能性を示すことが出来た。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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