研究課題/領域番号 |
16K20408
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山田 珠希 北海道大学, 大学病院, 助教 (80580943)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 骨代謝 / 骨細胞 / 神経系 / 骨新生 / 骨 / 再生 / 神経伝達物質 / 口腔解剖学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は骨という器官の環境を理解し、いかに新生させるかを臨床的な観点だけではなく基礎的な観点からも考慮することである。骨環境には主に3種の役者があり、これらが複雑なネットワークを形成し、骨代謝が行われている。骨細胞は骨環境では一番多く存在し、その機能はあまり知られていないので現状である。本研究では骨細胞に着目し、骨代謝への関わりを探求し、実際の臨床に応用することが目的であった。顎口腔領域の疾患により損失した骨は数回の外科的処置を繰り返すことにより骨形態の回復に有効であることがわかった。今後は基礎的な観点から検索する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨は臓器のなかで体の軸をなしており、その形態や機能は非常に重要である。そのため顎口腔領域の疾患により骨が喪失された場合はその回復が形態、機能(咀嚼、嚥下、発音等)の回復につながる。骨が最大で軸をなす臓器であることを考えると本研究の成果は歯科領域にとどまらず、他科的疾患の解明や治療に役立つことが考えられ、学術的意義は大きいと考える。また、ヒトが生きる上で重要な機能(咀嚼、嚥下、発音、審美等)を担う口腔領域における骨に関する研究の成果の社会意義は大きい。
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