研究課題/領域番号 |
16K20409
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 匡 東北大学, 歯学研究科, 助教 (40637964)
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研究協力者 |
市川 博之
矢島 健大
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 筋委縮症 |
研究成果の概要 |
筋萎縮症は筋肉が萎縮することで、運動機能が障害される疾患である。嚥下障害には様々な原因が知られているが、その一つに咽頭における筋の萎縮や神経異常によるものがあげられる。そこで咽頭周囲における神経分布を検討したところ、alpha-synuclein含有神経線維が咽頭周囲に多く分布していた。また、神経線維の由来と考えられる迷走舌咽神経節についてもを検討したところ、小型から中型のニューロンに多く分布していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋萎縮症にかかわらず、嚥下障害が発生すると、生活の質の著しい低下が起こると考えられる。しかしながら、現状では、嚥下障害を完全に戻す方法は確立されていない。 本研究では、咽頭周囲においてalpha-synucleinを含む神経線維の分布を明らかにすることができた。さらなる応用研究が進むことで、新たな嚥下障害の治療法の確立につながる可能性があるため、本研究成果は社会的意義が高いと考えれれる。
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