研究課題/領域番号 |
16K20444
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
加藤 晃一郎 金沢医科大学, 医学部, 助教 (30719373)
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研究協力者 |
上田 善道
岡崎 俊朗
島崎 都
瀬上 夏樹
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 口腔がん / 口腔扁平上皮癌 / 口腔癌 / 浸潤性増殖 / 活性脂質 |
研究成果の概要 |
口腔扁平上皮癌69例において免疫染色におけるスフィンゴシンキナーゼ1(SphK1)発現と浸潤および予後との関連性を検討した。腫瘍浸潤先進部において38例にSphK1高発現を認め、さらに高い浸潤能を示す浸潤様式と一致してSphK1の高発現がみられた。また予後に関しては、高発現群が有意に予後不良であった。これらの結果から口腔扁平上皮癌におけるSphK1高発現は浸潤および予後に関連することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SphK1の高発現が強い浸潤能を示す口腔扁平上皮癌と一致してみられた。SphK1は独立した予後決定因子ではなかったものの、臨床的に生命予後へ影響を及ぼすと考えられる転移の有無と関連性がみられた。SphK1高発現が口腔扁平上皮癌の腫瘍進展を評価するうえで重要な客観的因子となり、また生命予後を推測し得る可能性が考えられた。以上のことからSphK1高発現は、口腔扁平上皮癌患者の適切な治療選択の指標に役立ち、さらに治療抵抗性患者に対する今後の標的因子となり得る可能性が示唆された。
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