研究課題/領域番号 |
16K20448
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
三田 郁美 (和田) 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 非常勤講師 (30754981)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | SS-OCT / 非う蝕性歯頚部欠損 / ss-oct / 光走査型干渉断層計 / 脱灰 / う蝕 / Tooth wear / 再石灰化 / 非う蝕性歯頸部欠損 / 歯学 |
研究成果の概要 |
歯の脱灰や亀裂、摩耗など,従来の画像診断法では捉えることのできなかった変化をSS-OCT断層画像により表示し,疾患の予防と進行抑制に向けた対応に利用できることが分かった。また歯の光学的変化を計測することにより,疾患の発症機序の解明に向けた研究に利用できる可能性が示唆された。 この研究成果は、病因のより良い理解に貢献し、NCCの最適な臨床診療の確立に貢献するといえる。更に、SS-OCTは非破壊でNCCLの臨床観察が可能であり、SS-OCTの臨床応用の有用性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでNCCL部をSS-OCTを用いて観察・分析を行った研究は見当たらず、新規性の高い研究と言える。本研究の遂行により SS-OCT の歯科領域での有用性が証明されることで、SS-OCT の日本発・世界初の歯科臨床導入に繋がり、関連研究分野の進展に貢献できる。 また本研究の結果から、今まで放置されていたNCCLの病態の一部が明らかになることで、NCCLの診断・治療そして予防の一助となる。さらにSS-OCTを用いた客観的に行う診断は精度が高く、安全性の高い歯科治療を実現するものであり、国民の口腔の健康推進に大きく貢献する。患者さんの立場からも今までにない新たな歯科医療サービスの向上に繋がる。
|