研究課題/領域番号 |
16K20456
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
永安 慎太郎 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (60635192)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マクロファージ / 歯髄細胞 / TNF-α / TNF-α |
研究成果の概要 |
我々の研究室では歯髄細胞の培養上清をマクロファージに添加した場合、マクロファージからのTNF-α産生能が顕著に亢進し、ヒト歯肉線維芽細胞とヒト歯周靭帯細胞の培養上清では亢進しないことを示した。これらの結果は、歯髄細胞が分泌する何らかの因子がマクロファージの炎症を惹起する可能性を示唆している。またこれら培養ヒト歯髄細胞上清からexosomeを単離しその炎症促進活性を検討すると、培養上清と同様にマクロファージでの炎症性サイトカイン発現が上昇した。このことから、exosomeを含む細胞外微粒子が培養ヒト歯髄細胞上清中の炎症促進活性因子であると考えた。
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